蔵元『八巻酒造店』と代表銘柄『甲斐男山』紹介します。
Introducing "Yamaki Shuzoten" and ”Kai otokoyama”
日本酒 蔵元 株式会社 八巻酒造店とは・・
Yamaki Shuzoten Co., Ltd.
八巻酒造店は、今から約160年前、当時の日本では生麦事件や薩英戦争(※)が勃発した頃、大政奉還(※)が数年後に迫る文久二年(1862年)、初代八巻 仲衛門が、八ヶ岳南麓、甲斐国 下黒澤村(現在の山梨県北杜市高根町下黒澤)に創業、酒造りを始めた由緒ある蔵元です。以来、明治、大正、昭和、平成、そして令和と・・・・現在では、創業者 八巻 仲衛門の精神を引き継ぐ5代目と家族が一丸となって守り続けている蔵元です。
「量を追わず、地域の味守る。」「お客様の期待を裏切らず、長く愛される味を守る。」蔵元です。
Yamaki shuzoten was founded in 1862 by Nakaemon Yamaki at the southern foot of Yatsugatake. Today, the fifth generation and their families have taken over that spirit.
"Don't chase quantity, protect local taste" “Preserve the taste that has been loved for a long time and meet the expectations of our customers”
🏡:山梨県北杜市高根町下黒澤950
☎:0551-47-3130・FAX: 0551-47-6130
HP::http://yamakishuzou.com/ ←クリック
歴史上の事実(※)は、NHK for school にリンクを張らせていただきました。
八巻酒造店紹介ビデオです。「カチッ!」とすると、新しいウインドウで開きます。
This is a video introducing the Yamaki shuzoten. Click! to open in a new window.
この動画は、山梨県酒造組合HPより引用させていただいたきました。
『甲斐男山』とは・・
What is Kai Otokoyama?
八巻酒造店の代表銘柄,、『甲斐男山』とは・・・・・・山梨の米「あさひの夢」と 地下96メートルから汲み上げる「八ヶ岳の伏流水」で創り出される日本酒で、で、令和以降、東京都国税局酒類鑑評会で連続して優等賞を受賞しています。
Kai Otokoyama is a sake made from Yamanashi rice "Asahi no Yume" and "Yatsugatake underground water". As a representative brand of "Yamaki shuzoten", it has won numerous awards.
この「男山」という酒銘は、お酒の神様として有名で、天皇や幕府に厚い信仰を得ていた京都 石清水八幡宮の本来の名称、男山八幡宮に由来しています。
The sake name "Otokoyama" comes from Otokoyama Hachimangu, the original name of Kyoto Iwashimizu Hachimangu, which is famous as the god of sake.
これ故、「男山」と名の付く日本酒は、「甲斐男山」以外にも、日本全国にいくつか存在します。「男山」という酒銘に関わった蔵元については、Wikipediaにでもいくつか紹介されていますが、これに加え、過去の古い文献なども参考に、独自に調査を進めた結果、日本全国(日本統治時代の台湾、樺太含めると)累計で、85の蔵元が、「男山」という酒銘に関わっていたことが判明しました。その詳細調査結果を当HPでの公開しています。こちらからご覧ください。
八巻酒造店 おすすめ商品
Yamaki Shuzoten ONE PUSH(ICHI_OSI) Sake
甲斐男山をはじめとする、八巻酒造店の商品をいくつか紹介します。ここでは、紹介しきれない商品もたくさんありますので、詳しくは、八巻酒造店HPなども併せてご覧ください。
Here are some of the products from Yamaki shuzoten. For details, please also see the Yamaki shuzoten website.
左から、順番に紹介しますね。
☆純米酒 甲斐男山 仲 (かいおとこやま なか) : GI山梨、山梨の酒 ※、令和元・2・4年と東京国税局酒類鑑評会 優等賞受賞酒
☆甲斐男山 辛口造り (かい おとこやま) :令和3年東京国税局酒類鑑評会 燗酒部門 優等賞受賞酒
☆純米大吟醸 巫女の舞 (みこのまい) :お米を極限まで磨きぬいた大吟醸酒、地元商工会とコラボして仕上げた商品
◎甲斐男山 しぼりたて (かい おとこやま) :蔵出そのままの酒で、かつては、蔵人しか飲めなかった季節限定のしぼりたて
☆甲斐男山 純米大吟醸 (かい おとこやま) :アルコールを一切添加せず、低温でじっくりと醸した日本酒
☆純米酒 お館様 (おやかたさま) :純米特有のコクを堪能できる、甲斐の武将「武田信玄」をイメージした日本酒
☆吟醸純米 甲斐山 (かいざん)1.8L :これぞ甲斐の酒、八巻酒造店の自信の純米大吟醸、日本酒伝統の一升瓶!
◎「甲斐男山 しぼりたて」は、日本酒の生産工程上の制約や高品質維持のために、新酒完成から冬季(12月~翌年3月頃の季節)限定の商品です。
その他、いろいろな製品を取り揃えています。ラベルの一部も紹介します。詳細はお店でお問い合わせください。
八巻酒造店 蔵人必携品 (酒銘入)
Yamaki Shuzoten Must-have items
この写真は、昭和30年代前半の杜氏、蔵人の皆さんの写真で、法被を着て、帆前掛をつけ、額にはタオルを鉢巻きしている方もいます。
背後右には、今ではほとんど見られなくなった、1升瓶10本入りの木箱が積み重なっています。さらに、左上には、酒造りの肝となる「八ヶ岳の伏流水」を地下から汲み上げ、蔵に供給するために一時貯える役目の大型木樽を見ることができます。
ここでは、蔵で働く人(蔵人)の必需品、必携品として利用されてきた品物、酒銘入りの法被、帆前掛、日本手拭を紹介しますね。
法被(はっぴ)
Sake maker's uniform"happi coat"
蔵人の作業着:uniform が、写真左の法被(はっぴ)です。胸には襟文字として蔵元名、背中には酒銘が表記され、蔵人がこの法被を着ることにより、『私が、この酒銘の酒造りを背負っているんだ。』という自覚が芽生え、これまで数々の銘酒が造られてきました。
帆前掛
Sake maker's sail apron
中央の写真が、帆前掛です。今は一升×6本のプラスチックコンテナが主流ですが、以前は1升×10本の木箱でした。運搬時の木のささくれや、摩擦から衣服の擦り切れることを防ぐため、腰に巻いたり、肩にかけたりして使っていました。これも中央にl蔵元名、酒銘がデザインされています。
日本手拭
Japanese towel
右下の写真は、日本文化の最高傑作、伝統の日本手拭です。これは特に説明不要だと思います。文字通り、「日本」を代表する用途無限の小物です。
八巻酒造店 想い出ギャラリー Yamaki Shuzoten Photo memories
昭和の八巻酒造店です。懐かしい写真でスライドショーを作りました。どうぞ、ご覧ください。
It is a nostalgic photo surrounding YAMAKI SHUZOTEN Showa. It consists of a slide show .Please see.
【スライドショー制作責任者から】
このスライドショ-は、八巻酒造店歴代代表者、蔵元、蔵を育む周囲の山々、北の「八ヶ岳」、西の「甲斐駒ヶ岳」、東の「茅ヶ岳」、南の霊峰「富士」、当時の生活交通の要所「中央線日野春駅上りホーム」、昭和19年11月の新嘗祭御供進事・・・・・・
それと、いつもみんなの心の拠り所となっている自宅、家族、それに関係者の皆様など、思い出深い写真の一部をピックアップして作りました。
音楽を楽しむためのレッスン
八巻ピアノ教室
ペース・メソッド湘南・平塚研究会所属
2022